小さな茶杯の理由

見知らぬ土地で 見知らぬ人とお茶を交わすこともある

出される小さな茶杯では すぐにお茶はなくなる

それでも主人は杯が空くことがないように

そばにいて

静かにお茶を淹れていく

 

さぁこれで君はそこにいる立派な理由がある。

少なくともそのお茶がなくなるまではね。

 

それはおもてなしのこころ

茶杯が小さい理由のひとつ。