うす灯りの早朝。
月の韻を探して。
小さな手乗りの白茶。
暁月夜にお茶をすると、
体がまっさらなので、
見えるものがたくさんある。
月には韻があるような気がする。
目には見えない、耳にも聞く事の出来ない。
それは体の中で感じる。
光でできた弦を弾いて静かで厳かで
そして長いながい明るい波長。
そんな月の韻にも似た感覚をお茶に感じる事がある。
月の韻を探して。
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