京都教室は朝10時からはじまります。
それぞれに知りたい目的や目標をもった皆さんが集まり、
台湾茶道のお稽古。
練習は茶壺を使って烏龍茶を
おいしく淹れるという事に徹底して。
おいしい。という感覚にもさまざまあります。
お茶は嗜好品ですので、おいしい。という正解はたくさんあります。
私の考えるおいしい茶の味は、
一杯の茶杯に
香り、甘み、滑らかさ、重み(深さ)
がバランスよく合わさった茶湯です。
淡いお茶でも、その茶湯は深く、
重たい味わいのお茶は、その茶湯に渋み、苦みがない、
のどをつるっと落ちていく、
そして透明感があって、清潔で、
深い深呼吸ができるお茶。
その茶湯をまずはお手本として私がお淹れして、
みなさんに飲んでその感覚を捉えていただき、
その後おひとりずつお茶淹れを見ていきます。
茶湯の味は強く尖り過ぎても、
穏やかで曇ってしまうものもだめ。
明るく香るものがよい。
その為のお茶淹れの方法を飲んで知り、
淹れて体感するという練習をしています。
これは川崎のお教室でもやっている事。
人はみなそれぞれに個性があって、
知りたい事も、もっている問題も違います。
お稽古では必ずお一人ずつお茶を交わしていきます。
この方法は少し時間のかかるものですが、
少しずつ皆さんがお稽古に来た時には
なるべく多くを学べて、収穫のある時間になるよう
内容を工夫していきたいと思います。
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