茶から智を学ぶ

茶は
人間を読み
状況を読み
先を読む
「智」の働きを学べるもの。
 
私が向う茶はいたって現実的なものです。
なるべく物事の本質が何かを考えます。
考え抜いた事を今度は、自分の感覚で表現します。

そうした
美味しそう。は間違いなく美味しく。
そんな気がする。は間違いなく、
自らの気が知っているのです。

「書は見れば基本が出来ているかわかる。」のだそう。

台湾茶は自由な世界です。
(この表現は好きではありませんが)
だから基本を比べる事は出来ません。
だけれど、物事をどう考え、捉えて、
感じているのか、理解しているのか。わかります。

本質を捉えた上での自由は自然と美しいものです。